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【わかやまぶらぶら】絵本のまち有田川町『ポッポみち』の壁面アートたちに会って来ました!

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最近「会う」という言葉を「合う」と書いてある記事が増えている。「あう」対象が人の場合は「会う」で、それ以外なら「合う」のだろうけど、今回のケースは「会う」を使うべきだなと思う。芸術に「合ってきた」と書くのは血が通っていないし、ペッパーくんに対しても「会って来た」と書いていく私でありたい。

と、関係ないことをぼやいたところで、本題。

有田川町にある『ポッポみち』をご存知ですか? ポッポみちとは2002年末に廃線となった有田鉄道線の跡地を整備し、JR藤並駅と有田川鉄道公園間全長約5km強をつないだ歩行者・自転車専用道路です。

有田川町では「絵本のまち有田川」をコンセプトに、絵本を使ったまちづくりが展開されています。ポッポみちの沿道には、絵本作家がペイントを施した旧駅舎跡や壁画、ユニークな形をした絵本箱があり、写真スポットとしても人気らしいです。

うっすら聞いたことはあったのだけど見たことがなかったので、夏と秋の間くらいの、でもまだまだ汗をうっすらかくくらいの時季に行って来ました。ホントは藤並駅か鉄道公園、どちらかに車を停めて歩くのがいいのだろうけど、今回はポイントごとに停車して巡りました(←正直者)。

まず、カラフルにペイントされた旧駅舎は田殿口駅跡と御霊駅跡の2カ所。田殿口駅跡にはかわいい絵本箱やあずまやがあります。ちょうど撮影時にご近所の親子が訪れていて、絵本箱から取り出した絵本を読んでいる様子に出会いましたよ。

御霊駅跡には複数の絵本作家さんのコラボによる元気で個性的な絵が内外観いっぱいに描かれています。裏側にはあの飲料メーカーの赤い自販機の絵が! 本物かと思ったよ、マジで。

有田川町地域交流センター「ALEC」が建つ沿道では、面白いモチーフの作品をたくさん見ることができます。さまざまなキャラクターに交じって、なんとのり弁の絵も! 実はこの絵を見たかったのが訪れた理由だったのです。それにしてもなぜのり弁なの??

そしてJR藤並駅近くの高架には猫が描かれています(漢字似てる)。ちなみに高架上には線路が通っているため、電車と壁画のコラボ写真を撮ることができます。

これ、ちょっと注意が必要なのですが、藤並駅発のきのくに線普通電車なら出発時の加速が緩いためブレずに撮影できるかもしれませんが、あっという間に過ぎ去っていく特急くろしおの場合は無理ゲーなので、あしからず。動物のラッピング電車と猫の共演を撮りたかったぜ!(一応、トライしてみました)

ポッポみちの道中には、フランスのおやつやコーヒーが楽しめる『ポッポみちスタンド』があります。クレープもおいしかったし、手作りジャム、特にいちごバジルジャムは「出会ったら」お持ち帰り必須です!

面白いアートを楽しみながら散策するのにぴったりのポッポみち。ぜひ出かけてみてください! 

2025.12.03 更新)