日本全国の街角をエッセイでつなぐ、この企画。3つのレーンで次々とバトン(テーマ)を変えて、次のエリアへとリレーしていきます。第6回は、福井、広島、大阪が参加します。
過去のエッセイを読みたい人は、当サイト右上の虫眼鏡アイコンをクリック、「街角リレーエッセイ」と打ち込んでくださいませ。
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広島のタウン情報メディア「Wink」の沖本です。
全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。
京都『ハンケイ500m』編集長の円城さんから
「この地で、一番見てほしいもの」
というテーマでバトンを受け取りました。
この地で一番見てほしい…そりゃあもちろん
広島が誇る地元情報誌『Wink』でしょう!

2025年10月号『Wink』。私どもが発行する月刊誌です(笑)
…あ、あれ? そういうことじゃない…?
創刊40周年記念の特大号を発売したばかりなので
気を遣っていただいての有難いフリなのかと思いました(笑)。
でも、いきなり手前味噌でありながら、
実はあながち冗談でもなく。
上記特大号でも多くの方にご登場いただいていますが、
私がこの地で一番見てほしいもの、それは「人」です。

特大号の特集は、街を遊ぶ広島人による推しグルメ。これはその中のワンシーンなのですが、店主も推薦者も、みーんないい顔してる!
タウン誌の編集者として働きはじめ、20年近く。
おいしいもの、美しい場所、面白いイベントなどなど
本当に沢山の取材をおこなってきました。
そうして気付いたのは、
すべては「人」によるものだということ。
想いを持って作っている人の料理はやっぱり絶品だし、
魅力的な場所にはそれを支える人が必ずいるし、
イベントなんて発起人の人となりそのものが
映し出されているようなもので…。
これは広島に限らずですが、まず見るべきは
とにもかくにも人なんだと、常々感じています。

広島名物を存分に堪能できる一軒『広島酒呑童子』。楽しい店には楽しい人が集まる!
さて広島、どんな人がいるかと言いますと…。
ある種、狂気をも感じられるほど、
深い愛を持って料理をふるまうフレンチ料理店のシェフ。
楽しく過ごしてほしい気持ちが強すぎて
結局お客さんに焼かせちゃうお好み焼き屋の名物夫婦。
昼は昔ながらの鮮魚店を営み、夜はDJとして
若者たちと音を鳴らす70代のイケイケマスター。
…ほら、なんかクセが強くて、ちょっと気になるでしょ(笑)?
観光ガイドではフィーチャーされないけれど
街の魅力の本質は、きっとこういうところにあるはず。
グルメやスポットをチェックするのもいいですが、
広島に来る際は、それらを取り巻く〝人〟にも
ぜひ注目してみてくださいね♪
尖ったオモロイ人たちで溢れていますよ~!
次回は、和歌山にバトンを渡します。
和歌山の人って、どんな人なんだろう…?
そこから見えてくることがありそうですよね!
ということでお題は「人の魅力で語る和歌山」です。
地元で話題の人や会いに行ってみてほしい人など、
魅力あふれる和歌山人を教えてくださーい!
街角リレーエッセイ 参加メディア
和歌山 もっと和歌山
https://www.agasus.com/
京都 ハンケイ500m
https://hankei500.com/
大阪 SAVVY
https://savvy.jp/
長崎 ながさきプレス
https://www.nagasaki-press.com/
広島 Wink
https://wink-jaken.com/
福井 ふーぽ
https://fupo.jp/