日本全国の街角をエッセイで繋ぐ、この企画。
5つのレーンで、次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。
★第1レーン 第3走者の和歌山・もっと和歌山のエッセイはこちら!
https://www.agasus.com/articles/machi_1_003/
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全国のローカルメディアがエッセイでリレーするこの企画。
福井からは、ローカルライフマガジン『月刊fu』、ポータルサイト『ふーぽ』の川端がお届けします。
長崎からもらったバトンは
「福井に来たならここは行くべき!」。

写真:Hiroshi Ohnuki
福井には新旧スポット、いろいろあります。
でもね、まずはやっぱり、サスペンスの聖地「東尋坊」を推したいです。
この崖で、いくつもの事件の真実が明らかになり、
犯人が身の上話を語りました。
以前テレビ番組で、2時間ドラマの帝王・船越英一郎さんが
「お気に入りの崖は東尋坊」とおっしゃっていて、小躍りしましたね。

写真:Hiroshi Ohnuki
「東尋坊」の由来は、平安時代に実在した僧侶の名前。
ある女性を巡り、恋敵の僧侶に呼び出された東尋坊は、
酒に酔わされ、崖から突き落とされます。
そこから49日間、海が荒れたことから「東尋坊」と呼ばれるようになったそう。
名前の由来もサスペンス、いや、昼ドラ…?
トリコロールの東尋坊タワーも、昭和レトロできゅんとします。
昭和39(1964)年、東京オリンピックの年に竣工された地上55mの展望台。
京都タワーさんと同期です。
崖までの道には飲食店が並び、海鮮丼やご当地アイスなど、食べ歩きも楽しいですよ。
私のおすすめは、「お食事処ゆき」の「イカスミブラック」。
イカスミを使った真っ黒なバニラソフトクリームで、コクがあっておいしいです。
ただ、崖下から出る遊覧船に乗る方は、食べ過ぎないようご注意を。
日本海の波、侮るなかれ。
東尋坊に行ったなら、ぜひ立ち寄ってほしい(食べてほしい)お店を2軒。
東尋坊から車で5分、海を見渡せる高台にある
「コーヒー&レスト アメリカン」は、
夏季限定の「サザエオムライス」1,100円(税込)が絶品です。
地元の海女さんがとったサザエたっぷりの和風オムライス。
肝ソースでいただきます。
東尋坊から車で6分、えちぜん鉄道三国芦原線「三国駅」近くの
「Alice CAFE&BAR」では、
看板メニューの「アリスライス」1,100円(税込)。
ピラフの上に、やわらかい牛ロースステーキがドーン。
このボリュームですが、女性でもペロリです。
さらにこちらでは、営業中に時間があれば、
マスターの占いが無料で受けられます。
四柱推命と算命学で、当たると評判なんですよ。
生年月日と生まれた時刻が分かれば、
中国の占星術「紫微斗数(しびとすう)」で
個人の先天運(持って生まれた性質や宿命)も読み解いてくれます。
次回は、和歌山にバトンを渡します。
いつか歩きたい、世界遺産・熊野古道。
憧れの地のひとつです。
お題は「最高の贅沢」。
ごほうびに行く場所、食べるもの、見るもの…。和歌山ならではの贅沢を教えてください。
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎 ながさきプレス
https://www.nagasaki-press.com/
広島 Wink
https://wink-jaken.com/
和歌山 もっと和歌山
https://www.agasus.com/
大阪 SAVVY
https://savvy.jp/
京都 ハンケイ500m
https://hankei500.com/
福井 ふーぽ
https://fupo.jp/