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これは快適! 紀三井寺のケーブルカーに乗ってきました!

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和歌山市南部にある古刹・紀三井寺は救世観音宗の総本山。今からおよそ1250年前の宝亀元年(770)、唐の僧・為光上人によって開基されました。本尊は十一面観世音菩薩で、西国三十三所第二番札所。本堂左にある桜の木が和歌山地方気象台のソメイヨシノの標準木に指定されていて、近畿地方で最も早く開花することでも知られています。

この紀三井寺でもう1つ有名なトピックがあるのをご存知ですか? そう、石段です。山麓の楼門から本堂がある境内までなんと231段!! しかもちょっと急なんですよね。大人になるとこの石段の上り下りが結構キツくて、まるで修行のよう…。もちろん石段を上り切ってこそご利益もあると思われるので、これはこれでいいのですが、もうちょっと楽に本堂をめざしたい!という欲もさもありなん。だって人間ですもの。

そんな私たちに朗報だったのが、20224月から運行を開始したケーブルカーの導入でした。開創1250年記念事業の一環だそうで、山腹にあるエレベーターに乗り継げば、石段を登らず本堂に行くことができます。というわけで、今回は紀三井寺への参拝にケーブルカーを利用して来ました。

ケーブルカーは山麓の楼門下から山上の仏殿下まで約1分で移動するそう。乗り込むと山上に上がるタイミングは自分次第。ボタンをポチるとケーブルカーはぐんぐんと上がっていきます。

車窓からは紀三井寺の町なみや、遠くには和歌浦、片男波海水浴場を眺めることができます。あちらこちらと360度見回していると、あっという間に到着。もうちょっと上がりたい気分です(笑)。

見下ろしてみました。ちょい怖い 汗

それにしてもこりゃ、楽です! 移動が困難な方ならケーブルカー→エレベーターの黄金ホットラインを利用しない手はありません。ケーブルカーの利用は大人片道200円。別途拝観料が必要です。231段の石段が辛いわぁという人は片道だけでも乗ってみては。地元民からすると、紀三井寺の魅力は石段にこそあると思ったりもしますけど(←どっちをおすすめしてんねん)。

境内からの眺め。めっちゃいい天気でした!

山上のエレベーター。ケーブルカーから乗り継いで本堂に到着します。

こんなのもいました 笑