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和歌山県立近代美術館 企画展『もうひとつの世界』

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パウル・クレー 《綱渡り》1923年 リトグラフ、紙 43.8×29.9cm 和歌山県立近代美術館蔵
























和歌山県立近代美術館では、202168日(火)より企画展『もうひとつの世界 Imagining a New World of Possibilities』を開催する。

美術作品は、いまとは異なる時代、こことは違う場所へとつながる扉を開く鍵となります。例えば、いまはいない人が残した作品から、当時の人の思考や社会を知ることができます。また違う国の人が作った作品から、自分とは異なる価値観や知らなかった歴史を知ることもできるでしょう。

遠い地域や違う時代の人たちのことに想いを馳せ、その考えや価値観に触れること。またそれらを通して過去や未来の自分に想像を巡らせることは、目の前にあっても気づけていない人や場所の大切さ、そして自分自身を改めて見つめ直すきっかけとなります。そしてそのことは、身近なところから大きなところまで、この世界をより良くしていくために大切な気づきを与えてくれるはずです。

感染症の拡大により、人と人とが直接つながる方法や、空間の共有に厳しい制限が設けられるなか、多くの人がいまこの世界を生きることに息苦しさを覚えるようになりました。しかし、いままでになかった方法や考え方で、新しい世界が形成されつつあるのも事実です。

この展覧会では、これから生まれる世界が、少しでも新しい可能性に満ちていくよう、主に当館が所蔵する多様な作品を通して、いまこことは違うもうひとつの世界とのつながりをご紹介したいと思います。

(以上、プレスリリースより抜粋)

なお同美術館では、同時期に『コレクション展2021─春 特集:うちのなかから』を7月4日(日)まで開催。717日(土)からは『コレクション展2021─夏 なつやすみの美術館11 野田裕示「集まる庭」』を開催。また隣の和歌山県立博物館では、企画展『聖地の風景─寺社絵図の世界─』を612日(土)~711日(日)に開催する。

 

和歌山県立近代美術館 企画展『もうひとつの世界』
開催期間 68日(火)~718日(日)
開館時間 午前930分~午後5時 ※入場は午後430分まで
休館日 月曜
観覧料 一般520410)円、大学生300260)円 ※( )内は20名以上の団体料金

※高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
※毎月第4土曜は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
※毎月第1日曜は無料


関連イベント
フロアレクチャー(学芸員による展示解説)
日時 613日(日)、711日(日)午後2時から1時間程度
2階展示室にて ・観覧券が必要

こども美術館部(小学生対象の作品鑑賞会)「ここはいつ?いまはどこ?」
日時 73日(土)、74日(日)午前11時から1時間程度
・各回定員6名 ・615日(火)午後930分より、当館ウェブサイト(https://www.momaw.jp)で申込受付開始予定 ・展示室に同伴される保護者は観覧券が必要

 

※新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況により予定が変更となる可能性があります。日時の変更など、最新の情報は、同美術館ウェブサイトやSNSをご確認ください。

※館内で実施のイベントについては、参加者多数の場合、必要に応じて人数制限を行います。

 

和歌山県立近代美術館
和歌山市吹上1-4-14
tel.073-436-8690

https://www.momaw.jp