第67回 有田への挑戦状。そして返り討ち。

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Posted by matsumoto at 11:50 AM JST
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この前の日曜日、有田市の和食店「清乃」に乗り込んだ。
店主にどうしても、おとしまえを
付けてもらわねば納得いかん。

話は1ヶ月ほど前にさかのぼる。
アガサス3月号で清乃の新しいラーメンの取材に、
ウチの若手スタッフ・Tクンを
刺客として送り込んだ。

当時の取材のポイントを
Tクンの証言のもと再現すると、

店主 「これはエッジの効いたスープで…」
Tクン「はいはい、エッジですか、なるほど」

取材から帰って来た田中クン(あっ実名出してもた)
が、私にこういった。

田中「ラーメンでエッジの効いたスープってなんなんすかねぇ??」
松本「わからんことは取材時に聞けと言ったやろ。そもそもエッジというのはな、マラドーナの再来とまで言われて…」
田中「(食い気味に)それ、メッシだと思います」
松本「それにしても田中よ、マラドーナの再来って多すぎね?」
田中「自分もそう思います」
あっ、私の思いがうまく伝わってない。

というわけで、メッシ、
いやエッジのおとしまえをつけるべく、
先日お店に乗り込んだのだった。
日曜の昼下がり。
駐車場が空くのを20分ほど待った後、
ようやく入店。

前回は店主からの視線が背中越しに
プレッシャーになっていたので、
今回はカウンターに陣取る。
そうだ、おとしまえだ。ガン見。

早速「エッジの効いたスープ」と表現された
有田ブラックをいただく。

ううむ。魚介か香るスープと醤油のガツン感、
そしてホルモンの甘味がなんとも好みだ。
存在感大な太麺もガッツリと絡んで来て、
自己主張の強い一杯で、いかにも男子ウケしそう。
白飯が食いたくなった。

松本「エッジ、効いてますねー」
店主「でしょ?」
次は期間限定の湯浅ゴールド。
角長さんの数量限定の三年熟成醤油を使った一杯で、
黄金色した美しいスープに
思わず入水しそうになる(苦笑)

すすると思わずニヤリとするスープの味わいは、
しっかりと旨みを主張。
ちぢれ麺とのコンビも抜群だし、
このチャーシューのセレクトも泣かせる。

どちらのラーメンも和食店らしい
繊細なテイストにあふれていて、
甲乙つけがたいが、個人的には湯浅が好みだ。

松本「エッジ、効いてますねー」
店主「でしょ?」
しかし、今回もやってしまった。
チャーシュー丼を追加でオーダーしたのだが、
これがまさかのボリューム(苦笑)

てっきりミニサイズだと思っていた私の不覚。
…結局、今回も敗北の2文字が
脳内を支配する。腹おっきい。
そして翌日。

松本「清乃の有田ブラック、エッジ効きまくりやったで」
田中「僕も調べてみました。メッシで3人目だと思います」(注:フィクションです)