チャレンジャー第1回ゲスト

 

第1回ゲスト

 
 

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井原万見子 さん

日高川町初湯川
イハラ・ハートショップ店長

影響をうけた本ベスト3
1:「お話 おとなから子どもへ子どもからおとなへ」 
(東京子ども図書館編)
2:「菊地君の本屋」(永江朗著)
3:「たたかう書店」(青田恵一著)

 

 

 Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4  

Vol.1 “山の本屋”の看板母さん

 

吉備インターから山道をぐねぐねと数十分、もしくは御坊市から、やはり山道を小1時間。近くには椿山ダムや、最近できた「ヤッホーポイント」と呼ばれる山びこスポットがあり…そんな、日高川町の山の中、平地区という100人弱の集落に、知る人ぞ知る小さな書店がある。井原さんはその店を切り盛りする「看板お母さん」だ。

「いらっしゃーい! ○○さん、今日はなに?」「だしの素どこかいな」「はいはい、だしの素はねぇ…」。来る人のおおよそは、家族構成まで分かる、THE 地域密着型。この会話からも分かるとおり、“書店”と言っても扱うのは本だけでない。駄菓子や文房具、生活雑貨、さらには野菜の種なんかもある。

遡ること12年前、伯父さん夫婦が経営していた店を井原さんご夫婦が引き継いだ。本だけだったフロアには既に砂糖や醤油が置かれ始めており、周辺の店が閉店するたび、ご近所さんから「代わりに置いて」と要望がくる。乾物や雑貨を置き、お菓子やパンや文具を仕入れ…いつの間にやらコンビニのように。だが、井原さんが「うちは書店!」というように、店の約6割は本が並べられているのだから、その言葉は嘘じゃない。絵本や児童書だけで約1200冊揃っている。

町村合併で日高川町が誕生したのが平成2005年5月。それまでは美山村という、約2200人の村だった。店のすぐ裏手にある笠松小学校は全校児童数43人。過疎化が進むなかでも、店は村にはなくてはならない買い物スポットとして愛されてきた。

2003年、ライターの永江朗氏に書店業界誌の取材を受けたことをきっかけに、様々なメディアに取り上げられ、“山の本屋さん”はじわりじわりとその名を知られるように。雑誌「Esquire」(エスクァイア マガジン ジャパン)「L magazine」(京阪神エルマガジン社)などで掲載された誌面を見て、県外からはるばるやってくる人もいる。今年に入り、朝日新聞の和歌山版で連載を始めた。

それでも、井原さんのスタイルは変わることはない。取材の合間も近所の人が買い物に来る。大半はやはり洗剤や鰹節といった生活雑貨や食品、子どもなら駄菓子が目的だ。「5円チョコあった!」「チロルチョコも入ったよー」なんて、小さなお客様との会話は、聞いている方もなんだか和む。店の一番の売れ筋は「ちゃいなマーブル」。

 

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Vol.2「夢で終わらせないのがハートショップ流」

 


 

山の本屋 イハラ・ハートショップ
日高郡日高川町初湯川213-299
TEL/FAX 0738-57-0086
http://www5.ocn.ne.jp/~i-heart/
営 10:00~18:00
休 水曜※臨時休業の場合あり

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