
第3回ゲスト |
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花光郁 さん和歌山市五番丁 好きな落語のネタベスト3 |
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Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4 | |
Vol.2 少年よ大夢を語れ |
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え~子どもの時分には、よぉ苗字や名前をもじって妙なニックネームを付けられる子がおったもんです。熊五郎が熊さんってな可愛いもんと違ごて、下品な呼ばれ方をする。子どもってぇのは大抵が品に欠ける言葉をことさら面白がる生き物ですさかいなぁ。そうそう、このお方も、ちょっと面白いニックネームを付けてもろぅてたようです。さて、どんなお子さんやったんでしょうなぁ…。 「郁」と書いて「たかし」と読む。「…いくさんですか?」これが普通の反応。昔から正確に名前を読んでもらえなかった。子どもの頃は「花ちゃん」「花子」と女子のように呼ばれたり、花光と鼻水をかけて「花ずる」なんてふざけて言われることも。当時の友人のなかには今も「ずるちゃん」と呼ぶ人もいるとか。 そんな風に、ふとした拍子にちらちらと見え隠れする少年の面影。「フォルテでは初詣の後にいつもうちに来て“鼻から牛乳ゲーム”をやってたんやで」「大阪でジャズと落語のCDだけしか置いてない店を見つけたんよ」「初代春団治のCD見つけて!」と話しては目をキラキラ。夢多き少年がそのまま大人になったような無邪気さで、楽しかったこと、嬉しかったことを話し続ける。三日三晩だって語り明かせるくらい、頭の中には楽しい記憶が詰まっているのではなかろうか。それはきっと「花ずる」と呼ばれたやんちゃ坊主の頃と変わりないに違いない。
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